最近再生とか再利用の現場ばっかりです(笑)
自分はそういった仕事の方が性にあっているので、自分らしい仕事が出来て幸せです。
モノ作りが生業のお施主さんで古民家の再生で先行して納屋をリフォームしました。
建築は普通の区画整理された場所の新築より、リフォームの方がとても難しいと思います。
古民家が得意な設計士さんと、福島県の大内宿で修業した大工さんの現場です。
2人とも芯かしっかりしているので、とても素敵です。

お施主さんも、とても感性の良い方なので、良い建物に生まれ変わっていました。
納屋で土台として使っていた大谷石があるので、それを使って玄関や犬走などに使います。
納屋の大谷石では足りない分は、お施主さんの実家の畑に置いてあった大谷石を集めてきました。


オシャレに言うとアンティーク大谷石
その逆は大谷石の古材 または大谷石の廃材
僕は主に古材や廃材言っています。
素材は近場で集められればOKで、施主や建物と縁があれば最高なんです。
大谷石の基本サイズ五十(ごとう)
厚み150*幅300*長さ900 (おおむね)
これがとても使い易くて最高なんです。
特に玄関や階段に良いですね。

納屋で使われた材は玄関に使いました。
寸法の異なるサイズもあったので、設計士さんと相談して縁どりに使いました。
縁どりする事で玄関として引き立ちます。
信頼の出来る方とセッションみたいで良いですね。良いモノができます。

建物三面位は敷けましたが、大谷石が少し足らないので、近々お施主さんの実家で蔵の解体があるそうで、それを使う予定です。
次は母屋をリフォームするので、そちらで沢山使えそうです。
今時のセカセカした感じでない、良いモノをしっかり作る・作って欲しい そういった素敵な現場です。
大谷石など、身近な素材の良さをもっともっと知って欲しいなと思う今日この頃