僕たちは木を植えます
育った環境で同じ樹種でも全く違う樹形や性格になります。
これは人間と一緒
ではどうやったらそう育つのか?
それは実際に見ないとわかりませんよね
庭連の研修会で東北の山を見に行きました。
そこには想像をはるかに超える美しい木々の姿がありました
めちゃくちゃ雰囲気の良い木が沢山あります。
どうしたらこう育つのか、現地の方の説明を聞きながら
実際の土地を五感で感じる
作庭界の巨匠「大北望」氏を講師に招いて
庭にどうとりこむのか?
これを、そのまま庭に取り込むのは誰でも出来る
もっと先に行くにはどうすれば良いのか
緊張した時間が心地よい
同じ地方でも山によって樹種や育ち方が違う
山の状態、それによっても異なる
本当に奥が深い
いくつも山を歩き、その途中で各々が気に入った木に印をして
仕入れをする。
今の時代はリスクを最小限にするために在庫を抱えない人も多いだろう
でも、ここには大型で何台分も買っていく強者が何人もいる
やはり器なんだと思う。
大きい仕事をしている人は器(覚悟)が違う。
夜は庭への討論会
いつまで続くんだろう、みんな本当にタフだ。
次の日は「奥入瀬渓流」を歩いきました
水量が豊富で安定しているので
植生がとても豊かです
シダやコケがとても多い
雨量の多い屋久島みたい
とても気持ちが良いです。
手付かずの原生林
高低差が非常に穏やかです
この歩きやすさにびっくり。
水を自在に操る大北氏の熱のこもったレクチャーは続きます。
ありがたい。
カツラの群生
初めて見た。
良くカツラは水気を好むと聞くがこれ程とは
素晴らしい段取りをしてくれた仲間に感謝します。