駐車場などの外構は建物と同時期に施工されたお宅です。
庭部分はあえて残しておいて、住んでからじっくり施工業者を探して、うちを見つけてくれました。
お施主さんからの要望は駐車場の奥に臨時の駐車場を兼ねた庭です。
石畳をメインとした空間が良いと思い提案させて頂きました。
建物やタイルデッキと調和する色の石を使います。
基本は近くで採れる材料を使います。
あるようで無い、無いようである
石の声を聴くというか、石と目が合うというか。
何となく見えない部分の形もイメージ出来てしまう感覚。
これは数をこなさないと無理。
大きい石も使ったり。
これはね、上が平らなんです。
石は二回に分けて5トン位選別しました。
石を探しつつ庭に植える樹種も探します。
技術も大事ですが、素材と出会う事がとても大切なんだと思います。
僕じゃないと見つけられないモノが結構あるので、技術よりもそっちの方が自信があります。
石と向き合う至極の時間
現場の途中で輪島に支援に行ったりしています。
どうぞどうぞ、と言ってくれる
お施主さんの器量の大きさに助けてもらっています。
庭仕事が出来る事の幸せを心から感謝しています。