宇都宮の偉大な作庭家さんに応援を頼まれて、石積のお手伝いをさせて頂きました。(工事中のお施主さんにはご迷惑おかしました)
お寺の土留めで高さが1.4m位あります。
空積みといって、昔から伝わるセメントを使わない積み方です。
石の後ろは砕石を沢山いれます。(土圧を抑えたり、排水性を良くするため)
一つ一つの石がとても大きいので迫力があります。
丸い石や長くて途中が曲がった石などは『せり矢』で割ります。
ドリルで穴をあけて、せり矢いれてハンマーで徐々に打ち込むと
こんなに大きい石なのに綺麗に割れます。
この石は御影石なので、目が詰まっているから狙い通りに割りやすいですね。
大きいと一つ1トン位あります。
手で持てる石で積むのと基本は同じなのですが、やはり経験しないと分からない事が沢山あります、沢山考えたり、汗をかいた分だけ自分の力になります。
これだけ大きい石を使った石積みは、なかなか無いのでとても良い経験が出来ました。
この経験をお客様のお庭で還元出来る様に頑張ります。